冬の木陰 レコード
2015-11-07 Sat 08:30


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冷たそうな空に、木々の陰を見るのが好き。


旦那が2度目の角膜移植手術をしてから1年。

季節が過ぎるのは早いな。
色々思い出していた。


ありがたいことに順調に経過し、
春に絵本の出版会社に転職でき、それはのびのびと働いています。


障害者生活の20年の間はしたくもない苦労を散々し、
息子にも迷惑をかけたけれど、尊敬できる方達に出会え経験も増えたし、
自分が稼がなきゃならないから、ロクな才能もないながら一生懸命やってきたと思う。


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1年前東大病院。 麻酔の先生が多忙で手術は夜に。 




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画像整理で出てきた、入院中のお見舞い帰りに寄った旧岩崎邸庭園。


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前庭は馬車が乗り付けられるように広く、円形の芝が配置されているそうだ
しかも意匠的な見せ場にもなっている
屋敷内も細部まで和洋の建築様式が詰まっていて素晴らしい
どうやって運んだんだろうと思う大木を丸々廊下に使ってたり 
ジョサイア・コンドルの設計




この時疲れから腰痛で体がまっすぐにならなくて、姿勢が斜めっていた。
それで勘違いされたのか、見学中に遠くからスタッフの女性に大声で注意された。

「展示物に寄りかからないで下さい。」

彼女にはそう見えたのだろう。

「寄りかかっていませんよ。」というと、謝りもぜず「そうですか。」とだけ残し、
スタッフルームにさっさと引っ込んでしまった。

し、失礼しちゃうー ヽ(`Д´)ノ


間違いはいいけれど、近くに来て確認もしないなんて横柄で怠慢~。 

旦那が入院中も手伝って思った。
健常者には見える目があるのに、簡単に歩ける足もあるのに、
なんて不真面目でクソな仕事をするんだろうと。


せっかくの憩いの時間&素晴らしい建築に浸っていたのにケチがついた。


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改善してもらいたいので都の公園管理局にその旨をメールした。 ←

すると通り一遍なお詫びと、
”重要な文化財なので大事に思うあまりにそのような注意をした”との返事。

大事だからこそきちんと(近くまで来て確認など)するべきだと伝わっていないようだ。

まだそんな上っ面な体質を続けているんだ。
つまりそれでやっていけるということか。
苦笑いと言うか、鼻で笑ってしまったと言うか。 


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なにげなく撮っていても(コンデジ)その時の心情がでるのが不思議
自分にしかわからないものなのですが、それでいい、それがいい



そんな事がありましたっけ。


角膜をくれるような人もいるというのに。

第二の人生をくれる見も知らない人もいるというのにな。


後日旦那に言ったらくだらないことにいちいち本気で関わるなと怒られた。

ま、ね。本当にキリがない。
でも病人、老人の介護をずっとしていると小さくてもつらいことが山と重なるのよ。

それは旦那にはわからないんだろうな。
わかりたくないんだろうな。
介護されるほうはその辺を話しても耳を塞ぎがちだから。



自分は矮小な人間なので、
苦手なタイプの人間を愛して大勢と付き合える余裕もつもりもない。
勿論初めから開き直ってのことではない。

目の前のことで精一杯だ。

ただ普通に暮らせることに感謝して生きていくことができる人間でありたい。



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もうすぐ東京も紅葉が見頃になる。

母の体調がいまいちなので旅行は無理でも、近場にお弁当を持っていこう。
(昨日転んでおでこにたんこぶを作ってしまったので、
念の為CTを撮ってもらいにこれから母を病院へ連れていく)

岩崎庭園の大銀杏もきれいだろうな。
また行きたくなった。


今年も空を見上げて美しい初冬をたのしもう。 それができてありがたい。




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