紙のお城
2015-10-08 Thu 19:32

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最初の記憶は

バスケットの蓋の隙間から見えた白い世界

雪景色だったのか、白い波が反射していたのか


捨てられる途中だったのか
それとも拾われた直後かわからない



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とても不安だった

自分の白い体が 
その眩しい白い景色に飲み込まれそうで目を開けていられなかった



でも横にはぐっすり眠っている よく似たかたちの小さな黒い猫


無防備な彼の心臓に耳をあてると安心できた

生まれる前からいつも隣で鳴っていた鼓動


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紙で造られた白い城



何も持ってないぼくらはそこに住んでいる



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あれからどれくらいっ経ったかわからない



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今日もぼくは眠る黒い猫の心臓の音を聴く



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ぼくがわかるのは

ぼくらは紙の城に住んでいて


彼とは双子で
ずっと前から一緒にいて


そしてこれからもずっと

双子だってこと



たったそれだけ


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ルカ君・・・寝てるんだよね?  立ったままで寝られるのが確か瞬間芸な特技。


『 うん ほんと羨ましいよね ルカのこの大雑把な鈍感さってさ
     それなのに神経質そうな顔してるから余計頭にくるよ 』



ルカはモデルの仕事の勘はとってもいいのにねぇ
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白猫クリス 黒猫ルカ



黒猫ルカは自己流メイクを始めたばかりの頃で、
左右の濃さを合わせられず、しまいにはどこで止めていいの?と、
どんどん厚塗りになってしまいました。
もう自分のメイクは左右非対称でいいことにしています。



自然光、補助蛍光灯、25枚
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