異聞草紙・矢羽根
2013-05-18 Sat 04:55
※異聞草子 天界の創作物語です 
創作やドールの会話が苦手な方は申し訳ありませんがお控え下さい





異聞草紙・矢羽根の巻



今回は墨隼天と風伯天・雷公天の馴れ初めの
エピソード
登場人物の紹介はこちら






雲海3





こちらは天界の宮中

神様達が定例会議のため出仕中


風神の風伯天(ふうはくてん)が声を掛けたのは

とっつき難いと有名な飛翔天の墨隼天(ぼくしゅんてん)





風伯天 『 おい、そこの猫背の隼(はやぶさ) 』



羽 風伯1








     羽 墨隼1-1







風伯天 『 お前だよ、聞こえてんだろ なぁ頼みがある 』



羽 墨隼2







風伯天 『 お前のその羽根をわけてくれ 俺の弓に使いたい
      それならとてもいい矢羽根になる 』




羽 風伯2-1








墨隼天 『 お前に俺の・・・ 』



羽 墨隼3-1








墨隼天 『 ふん、冗談だろ? 』



羽 墨隼4






相変わらずカンジ悪い墨隼天・・・

弓を扱う神様たちに最も珍重されているのが飛翔天の中でも鷹や隼、雉などの羽根


墨隼天は今までの数々の懇請を面倒だからとスルーしていました

いったいどうなることか






雷公天 『 おい、そこで何してる 会議に遅れるぞ 』



羽 雷公1






風伯天 『 見ろよ、やつの羽根 見事だろ』



雷公天 『 ああ、さすが隼は良い羽根を持ってるな
      矢羽根にもらえるのか? 』




風伯天 『 只今プロポーズ中♪ 』



羽 風伯5







墨隼天 『 何を勝手に言っているか知らないが



      鬼はきびだんこでもぶらさげて
      鬼ヶ島の雉(きじ)にでも頼んでいろよ 』

羽 墨隼5







風伯天 『 ふっ、お前案外面白いこと言うなぁ 』



羽 風伯<br />3







(うそだろ・・・この失礼な言葉のどこが面白い?)



羽 墨隼6w







風伯天 『 なぁ、急に言って悪かった
      だがこんな霊力の少ない羽根より
      俺はあんたの羽根が欲しい 』




羽 風伯8







風伯天 『 また声を掛けるから考えといてくれ
      気が変るかもしれないだろ 』




墨隼天 『 悪いが鬼は苦手だから・・・じゃあな 』



羽 風伯7







雷公天 『 鬼は苦手だってよ、まぁ嫌いではないってことか 』



風伯公 『 きっかけがあればあともうひと押しだな♪ 』



羽 風伯6






ところがそのきっかけが早々にやってきました

会議がいつになく長引き すっかり夜になってしまったのです

しかも今夜はあいにくの新月

あまり夜目の利かない鳥属


しかも墨隼天は幼少の頃兄の悪戯で蔵に閉じ込められ

そのトラウマでいまだに暗闇が苦手ときています





墨隼天 『 まずい、非常にまずい油断して灯りを持ってこなかった 』


あいつらに頭を下げるしかないか・・・
羽 墨隼9a






墨隼天  『 あの・・・そなたら鬼灯を持っていたらば
      ひとつ貸してはいただけまいか? 』




風伯天  『 気持ち悪いからフツーーにしゃべれよ さっきのは気にしなくていいよ 』




雷公天 『 そうかお前鳥目か?だったら俺たちが家まで送ってやるよ 』



墨隼天 『 すまんが頼む・・・ 』 



羽 風伯墨隼雷公a





        風伯天 『 ところで羽根は♥♥ 』

        墨隼天 『 やる! 』



        羽 矢羽根






こうして風伯天は無事に念願の羽根を手に入れ

3人はこの時以来仲良くなったということなのでした


ただ家まで送ってもらったはいいですが

羽根をもらえてハイになった風伯天に

庭やら家やらを突風であちこち破壊され

兄の白鷺天の逆鱗に触れたそうです




風伯天・雷公天 『 お前の兄貴は鬼より恐いな 』

墨隼天 『 だから俺は鬼は苦手だって言ったろ 』








スポンサーサイト
別窓 | 異聞草子(教室A・遠夜・レイズナー・アーヴィン・ウィリアムズ     | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<海鳴 BASARA・長曾我部元親 | † 箱庭のHEAVEN † | 異聞草紙・登場人物 >>
この記事のコメント
∧top | under∨
コメントの投稿

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
∧top | under∨
| † 箱庭のHEAVEN † |