出会える階層
2017-03-14 Tue 17:33



外は糸雨。 昼でも薄明るい日でした。

人形と自分には、お互い相手を意識する階層や波長があって、
普段同じ場所にいても気づかない時もけっこうあるみたいです。

気づかないようにしていると言った方が近いのかな。


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ああ 気が付いてくれました。

階層がうまく重ならないと
すれ違ってもどちらか片方はわからない時もあるらしくて。

彼は気づくと必ず声をかけてくれます。
大抵はごきげんような言葉と、時候の挨拶的なことを。
さすが長兄。

他のこ達は気まぐれで、そうそれでいいんですが。

『 画仙紙にはいい湿り気だね 小さいのでも描けばいいのに 』


こんな時は彼らや絵の中の人物なども、
やわらかい肌を持ち息をしているような錯覚をしてしまいます。

その時、向こうからこちらはどう見えてるのでしょうね。
抜け殻みたいに透けてる?
なんて。


そんなことを考える曖昧模糊な時間の方が自分には楽しい。
だってどうせ一度の人生だし、
寿命なんて急に尽きるかもしれないから(と本気で思えた昨年)。
残った時間、好きに考える時間は大事にしたい。


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昨日は通院している大学病院の担当医(女)が異動になる話を聞き、ショックを受けました。
昨年執刀してくれた先生で、医師としても人間としても尊敬をしており、
まだ30代半ばだと思いますが、
腕もよくクールビューティーでけして患者にマイナスを口にしない素晴らしい女性。

異動先が〇県と遠いので追いかけられない。
旦那も私も持病があるので、同大学病院での異動には担当医を追っかけすることがあります。

ううう。 これって長らく忘れていた失恋の気分。 恋愛とはまた違うけど。

「ありがとうございました。残念です。 とても。」 精一杯告ってしまった。
先生返事に困ったようで、「お大事に。」と二度繰り返してくれました。

最後に困らせてしまった・・・。



そんな気持ちを引き摺りながらトボトボ歩き、
銀座をなんだかウロウロして
作品展示中の『マリアの心臓』へ


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あの世界と作品にどっぷり浸っていると、
常連風な女性が来てスタッフと声高に話し出して煩い。
褒め言葉をわざと周りに聞こえるようにしているみたいだった。
いいよ、せっかくの作品展で人間が目立つのやめようよ。
その為にこういう所には感想ノート(メモ)があるのにとイラッ。


きっとあの理知的な女医さんはこんな下衆っちい感情にはならないんだろうな。
切り替えて自分が見るべき目の前のものをきちんと見れるんだろうなと思いました。

そうしよう。せっかく出会って教えてもらったんだから。




ハロッズで午後茶  歳かなもう新しいとこいかなくなってきた
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そろそろ向こうに戻る時間かな。


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ほかの人形達から「スカシテル」と言われる眠ルカ兄。w

無防備な横顔は皆と変わらない。


そしてまた人形が人形のふりをする時間。



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