5年目の今年も
2016-03-11 Fri 11:50


今年もこの日は東北のおいしい食材を家族でいただきます。


近所のマーケットで『東北かけはしフェア』中。
この日のために数日前から買い物を控えて、がっつり購入してきました。


気仙沼のもどり鰹、青森県野辺地の活けホタテなどなど。


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旦那の実家は福島なので、なみえの焼きそばはうれしい。実は初めて。

秋田のしょっつる(魚醤油)味のあられも初めてだわ。

母が南部煎餅好きなのよね。



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活けホタテは鮮魚コーナーの販売員においしい食べ方を聞いてきました。
ちょうど青森の地元の方でした。

まず貝柱はそのまま生で食べる。

うお、サイコーーにおいしい。甘くてやわらかいのにプリッ。マジ甘い。
今まで食べた中で一番おいしいホタテかも。

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そしてこれが地元の食べ方。
貝を器にしてお好みで酒(八海山・新潟)をふり、お味噌とネギを乗せる。


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焼く。 直火で大丈夫でした。

おおーーー磯の香り。 たまりませんな。

そして溶いた卵でとじる。


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いや、もう初めての味です。

この食べ方を教えていただいて良かった。


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スプーンじゃ無理でした(馬鹿) ナイフでカットした  



そして石巻市の石ノ森萬画館で旦那と息子が買ってきた、
サイボーグ009のラベルが可愛い鯨の大和煮の缶詰。



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毎年震災の日に食べており今年が最後のひと缶。

旦那と息子が石巻に行った時はまだまだ周辺に何もなかったそうです。

「ほんとにね、なんにもないんだよ。なんにも。」

息子がつぶやいていたのが忘れられません。


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あれから5年。

震災で半壊認定された義父母の家は、修理したものの元々古いこともあり雨漏りがひどく、
雪の重さに屋根が持つか危なかったので、去年の暮れに新築になりました。

義父はもう90歳。
年を考えれば新築が正解かはわかりませんが、
どうしても今の場所を移りたくない、近所の方たちと離れたくないとの思いが強かったです。


震災直後は自家発電設備があるお宅に皆で一時避難をしたり、
ご飯を食べたり暫くお風呂に入れさせてもらったり、と助け合い励ましあったそうです。


こちらから連絡がとれたのは震災から3日後。

何度公衆電話に通ったでしょう。

その間心配をする以外、なにもできませんでした。
なにも。

やっと連絡が取れた時は声をあげて泣きました。

自分が直接被害に合ったわけでもなくて情けないのですが、
その後半年以上少しショックを受けると心臓の動悸が激しくてつらかったです。



年寄りに限らず、やはり地元はいいんだなと思います。

今は本当に安心して、喜んで暮らしてくれています。

近所のお友達が「この家暖かくていいわ。」と毎日のように遊びに来てくれるそうです。

この冬はありがたいことに大雪が降らず、
旦那が新築の屋根の勾配具合と、計算したところに雪が落ちるかわからなくて残念がっていました。

不謹慎ながら設計者が旦那本人なので。



距離は離れてはいますが、今年も自分たちのできることをやっていきたいと、
また改めて思いました。


そして心より黙祷を捧げます。




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