小春日和と茶陶
2018-11-29 Thu 19:00



11月も終わりだとは思えない小春日和の昨日、
義母が好きな茶陶器や日本画展に来ることになり、義姉と一緒に根津美術館などを案内しました。

別段機転や気が効くわけでもない私ですから、タクシーつかまえるくらいでしょうか今回役に立ったのは。

高齢の義母のことでそれ程歩けないながらひとりで新幹線に乗り、
上野までこれるのはすごいことたど思います。

足腰の弱い年寄りと歩くとわかりますが東京の大きな駅、
とくに地下鉄などはエレベーターやエスカレーターがあっても、
広くて移動するのが大変なんですよね。

増設、増設でエレベータにたどり着くまでが長かったりします。

大きな病院があり利用客が多いのにJR御茶ノ水駅では車椅子用階段昇降機しかなく、
以前実母を連れて通院の折に、うっ!今時階段しかないの!と驚いたことがありました。

階段で無理をして後でしばらく動けなくなるのが怖く油断できません。
御茶ノ水駅での乗り降りをあきらめて、別の駅まで行きそこからタクシーという不便さでした。
(やっと来年早々エレベーターができるそうで良かったです。駅員さんも大変ですから。)

でも義母の場合は自力で上京してくれるのでうれしいですよ。助かります。

街中の移動はやはりほとんどタクシーを利用しますが、
こうした外出は本人の自信と健康維持につながると思います。


深まった秋に盛りの紅葉が見頃な根津美術館の庭園
おさえた屋根のデザインがいいな
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さて、今回の特別展は桃山の茶陶。

茶器が好きで長年手に取り親しんでいる義母と義姉のふたり。
「あら、これ三井記念美術館の国宝が今度はこっちに来てんだわ。」とか、
何度も同じ茶碗と遭遇しているようです。(^。^)

美濃とか備前とか信楽とかの釜の簡単な区別くらいや、目立つ絵付きならまだしも、
私は色々混じったら区別できる自信はないですね。

焼き物は好きなので見ているだけで楽しいです。ふたりもみどころを教えてくれますし。


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それにしても自由奔放でどっしりと力強いですね、桃山の和もの陶器は。

一点一点創作が個性的。そして大胆で斬新。

特に織部の形などは、こんな表現許されるかなんですが、
小学校の文化祭の作品を見るような楽しさと暖かさ、懐かしい郷愁めいたものがあります。


館のちらしに載っているのは、美濃の鼠志野(ねずみしの)茶碗で銘は”山の端”。

実物を間近にすると鼠志野ってずっとしゃれていて、
おおらかな自信を備えた姿にぐっときました。(そりゃ重要文化財)

銘も素敵なのがたくさんあり、一番気に入った銘が”深山路”。

想像を掻き立てられます。当時の風景がばーっと連想されるじゃないですか。


今回もうひとつ興味を持ったのが、深い筒型の器で、それが向付としての仕様なんですよ。

向付は茶懐石料理で手前のご飯と汁の両椀に対して、
器を向こう側に置くところからつけられた、なますや刺身の名称ですね。

たいてい浅い器やお皿だと思っていたのに、なんで深い筒型なんだろうと気になりました。

深い筒型の器なんて食べづらいじゃない。箸を突き刺して食べる様子もお行儀が悪い気がします。


気になり調べていたら、豆やひじきなどばらけて散ってしまう食材を入れるとか、
深い底に少しだけ珍味を入れて出し、
客は中に何が入っているか分からないのを覗きながら楽しむなどとの話がありました。

他には膳に高低の変化がつく、抹茶碗としては冬季に冷めにくいなども書かれていました。


中がわからない料理を楽しむ。器の高低の変化を楽しむ。成る程そう言われれば確かに!

多様多彩の魅力がありますね桃山茶陶。

見て使って、別の使い方を考えて楽しめるのだと思います。


美術館ってけっこう足腰が疲れるのに、義母は元気でそれも感心してしまう。

私の方が気を使われちゃって不甲斐なくてやばい。(;´д`)よっぽと頼りないんだわ。


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お昼ご飯は近くで打ち合わせがあるらしい旦那と落ち合い4人で会食をしました。

場所は根津美術館と表参道駅の中間あたりにあるふくい望洋楼。

イタリアンやフレンチが目立つ街なので和食店は貴重。

会食といっても4人席がなくカウンターに並んでの食事ですがw

ぶりちらしと天ぷら、越前おろし蕎麦のセットをいただくことに。

すっきりとした甘味の魚と初めて食べる越前蕎麦おいしかった。

しゃっきり薬味と大根おろし好きにはもってこいの小春日和に、冷たくさらしたお蕎麦がグー。


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日本画のほうは皆折に触れて見てきたせいか展示作品にちょっと拍子抜けし、
義母にも座ってもらいたいので野間記念館を早々に後にして、お茶をしに近くの椿山荘へ。

義母は子供みたいなところがあり、はりきりすぎちゃうからそこは用心しないと。

ここのロビーに設置されたクリスマスタウンのジオラマが見事でした。

そして軍服の方々が6,7名周囲で談笑されていたんですが・・・
なんの集まりでしょう。皆さん目立って俳優かと思いましたよ。
中でもベレー帽の方がかっこよすぎでチラ見してしまいすみません。


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そう言えばうちの玄関はハロウィン仕様からかぼちゃやなどを取り除いただけでまだそのままでした。

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日が落ちるのが早いですね、4時半でもう周囲は心もとない。
92歳の義父がひとりでお留守番の為母はそろそろ帰り支度です。

てっきりヘルパーさんがいるか、通所介護に行くだろうと思っていましたから、
義父は大丈夫かと心配でしたが、ひとりでコンビニでパンを買って食べると聞いて心底驚きました。

高齢の問題じゃなくてあの義父が自分でそんなことをするのかと思って。

以前なら考えられない。その話をすると旦那も息子もびっくりしていました。

義母はいい気分転換でとても楽しかったと喜んでくれて、
新幹線の座席に座ったところを義姉と見送り、なんかとってもとっても安心しました。

そういう思いをさせてくれてありがたい。

オーバーではなく明日なにがあるかわかりませんから、こうした時間は大事です。

「次会うのはお正月ね、皆で元気に来てねっ。じゃね、ばいばーい。」と念をおされさっそうと帰っていきましたよ。

はい~わかりました~お義母様もしっかりお元気で。



軍服繋がりで一枚
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お約束状態で登場してくれないと気がすみませんね。←私が。

君もえらいかっこいいな!
も、さ、其処でずっとそのままそうしててと思います。

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本日もどうもありがとうございました

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ファンタビいいわぁ
2018-11-27 Tue 06:55



朝5時過ぎはまだまだ暗いですね。うちの辺りだと6時20分位かな明るくなるのは。

おはようございます~6時過ぎです。

朝食を作り終わり、息子が出社してこれから旦那が起き出すまで、
あれこれ煩くしても古いマンションは音が響くと迷惑だろうから、静かにブログの時間にあてています。

楽しみ~にしていた『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』をさっそくみてきましたよ。

181126DSC[2]


今回も息子と行ってきました。2年ぶりですかね。

とっても天気の良い行楽日和の日曜日に映画館へ。

映画館までひと駅だから、さすがに陽気がいいし歩こーかってことでテクテク。

途中の横断歩道で止まっていると、自転車の前に座っている2歳になったくらいの坊やが、
うちの息子を指差して「わんわん、わんわん。」ってずっと言ってるんですよ。

あたりを見回しても犬はいないし、そんな絵の看板もないよなぁ・・・。

でもずっと「わんわん」言ってるんですよ。やっぱうちの子だよね、ともう吹き出しそうに。

息子も気づいていたようで、あれ~俺犬か?って首をかしげて苦笑い。

言われてみれば服装からダルメシアンのぬいぐるみが黒縁メガネをかけたようだなあと思いました。

真相はわかりませんが、坊やのおうちにそんな犬のぬいぐるみがいるのかもしれません。(笑)


181126DSC (2)


ファンタビはストーリーが難しくない分、キャラの生い立ちから丁寧に作っているところが好みで、
建物もインテリアも、スーツも靴もいちいち素敵です。

映像は特に冒頭の空飛ぶ馬車のシーンがカッコよすぎでしたよ。

ニュート(主人公)がほんといい味をだしているのですが、
黒い魔法使い(グリンデルバルト/ジョニー・デップ)が聴衆の魔法使い達を前に演説するシーンがあって、
動作はたいしてないのに、アップになった時の眼球の動きが演技をしていて驚きました。

視線を動かしているんじゃなくて、眼球の細かい動きで聴衆に訴えているのですよ。
それがなんというかカリスマ的狂気を感じて大物の役者ってすごいなぁ。

私はSD人形の視線の先に何があるかはけっこう想像しながら撮影しています。

そして前回に比べてすっかり大人になったな魅惑的なクリーデンスくん健在。
彼は魔法じゃなくてフォースじゃないかって破壊力。

181126DSC (1)


またくだらないことなのですが、興味深かったのがちょっとした訳の違い部分。

予告編では、ニュートのお兄さんの婚約者が悲しそうな顔をしてニュートに、
「愛しちゃいけない魔物もいるのよ。」との訳だったのに、
実際映画館で見たときは、
「あなたは魔物も愛せるから。」だったんですよ。(ちょっと違ってたらごめんなさい)

あれ?意味合いが全然違うじゃない、と気になって考えちゃいました。
前者はニュートに否定的に諭しているようで、後者は肯定しながらも自分はそうじゃないと思わせる訳。

婚約者が自分の過去を照らし合わせると、自分のことを魔物だと言っているのかな。
それ以上はネタバレ的になるかもなのでやめますが、やけにひっかかったんです。

ちなみに私がその時の雰囲気から受けたのは「あなたに愛せなかった魔物はいないのね。」でした。
たぶん違うけど。

妙に印象に残ったセリフ。

こんなどうでもいいところをいちいち気にするのきっと私だけだよ。

でもなんてったってファンタスティックなビーストなので、
ここはこれからビースト達がどんな活躍をしてくれるか楽しみなキーワードです。

いや、タイトル通り普通にビーストが物語の鍵なんでしょうが。


181126DSC.jpg


ニュートとビーストのからみがチャーミングでつい口元が緩んでしまう。

終わった瞬間すぐ続きがみたい、今すぐ!と思いました。

エンディングテーマ中にシートの袖のポケットのペットボトルを手にするタイミングと、
キャップを開けて飲んでまたポケットに置くタイミングとモーションが、笑えるほど息子とシンクロしてました。

私に似たってうれしくないよね。お互い見なかったことにしてますが。

レディースデイにひとりで再訪しようと思います。
今度はもっと画面に集中できるように吹き替え版だな。


写真は過去の撮影会のものです。
さすがに鳥の剥製まではうちにないです。(欲しいけど絶対怒られる)
ズナはセシルに会わなかったら、彼も変わった動物達に囲まれて暮らしていそうでなりません。
想像すると面白いな。


本日もありがとうございました

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