† ケルベロス Ⅱ † (ウィリアムズ・遠夜)
2013-05-31 Fri 08:20
                  
  ケルベロスⅠ




  彼は極稀に 私に話かけようとする

 
  でも口がきけないようだわ


  ケルベロス2 ウィリアムズ2




  あきらめて悲しい顔をすると

  また少し離れて いつものように私をただ見ている




  ケルベロス2 ウィリアムズ3





  ある日 驚いたことがあった



  ケルベロス2 遠夜3





  どこに咲いていたのか 彼が私に花をくれようとした



  ケルベロス2 ウィリアムズ 遠夜2





  でも油断してはいけない


  ケルベロスの息のかかった花は全部毒を持ってしまうから


  私は受け取らない



  ケルベロス2 遠夜1




  ひどく落胆した彼が 小さな子どもに見えた



  ケルベロス2 ウィリアムズ4




  さみしいの? ケルベロス


 
  あなたはいつからここにいるの



  いったいどんな罪で地獄の番犬なんてしているの  



  ケルベロス2 ウィリアムズ 遠夜3




  きっと ほんの少しの罪だったのよ



  ケルベロス2 ウィリアムズ 遠夜1




  だから



  ケルベロス2 ウィリアムズ1



  泣かなくていいのよ  ケルベロス




    ケルベロスⅢ



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† ケルベロス Ⅰ† (ウィリアムズ・遠夜)
2013-05-30 Thu 05:50



  ケルベロス 地獄の番犬がいつも私を見張っている


  ケルベロス 遠夜3



  ひと言もしゃべらずに



  ケルベロス ウィリアムズ4



  本当は私の頭を噛み砕きたいくせに



  ケルベロス 遠夜4



  逃げ出さないように 今日もただ見ている



  ケルベロス ウィリアムズ3



  私の気が狂わないように いつも気にしている



  正気になればお終いだってことを



  ケルベロス 遠夜2



  もし  あなたがわかってくれたなら



  ケルベロス ウィリアムズ2




  あなたを  きっと




  ケルベロス 遠夜





  愛せるのに




  ケルベロス 遠夜 ウィリアムズ1




  ケルベロス



  ケルベロス ウィリアムズ1


  ケルベロスⅡへ




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昼顔夕顔
2013-05-29 Wed 12:00
  昨日のブログにのせた花は昼顔だと教えてもらいました。

  雑多な町の信号機の足元に儚げな姿で咲いていたのですが・・・

  ああああ

  今日はもう刈り取られていました。  


  昼顔1



  昼顔


  区で雑草駆除清掃でもあったのでしょうかね。
  
  清掃のお仕事やボランティアの方には申し訳ないけれど、

  胸にちょこっと風穴あきました。



  
  この花を見て源氏物語に登場した夕顔という女性を思い出しました。



  昼顔 源氏物語





  光源氏、頭の中将ら公達がそれぞれの女性観を次々に語る「雨夜の品定め」の中で
 
  頭の中将が「愚か者の話をしましょう」と自分の至らなさから行方知れずになった、

  かつての恋人の話をはじめます。


  のちに夕顔と呼ばれるこの恋人は正妻との争いをさけ、
  幼い娘を連れて身を隠してしまいました。

  内気でいかにも頼りなげな夕顔がいまだ心から離れないとうちあける中将。



  昼顔 椿5


  南禅寺 老師の詩より

  花語らず 咲きしをる  落ちて再び枝に還らず 

  (花は黙って咲き黙って散ってゆく そうして再び枝には戻らない)
 


  彼女は京の軒近い町中に住み、ちょうど乳母の見舞いに来ていた光源氏に出会います。
 
  小さな家の垣根に咲く夕顔の花を初めて見た光源氏は、

  供の者に花を折ってくるようにいいつけました。

  

  昼顔 椿2


  するとこの家の女主人によって香をたきしめた扇の上に

  そっとのせられた夕顔が渡されました。

  見ると扇にはみやびやかな手で歌が書かれています。

  町中で思いも掛けず出合ったゆかしい女性に心惹かれて、

  光源氏は夕顔のもとに通うこととなります。


  
  昼顔 椿1a



  ただひとときに すべてを託す
   
  そは一輪の花の声

  悔いもなく輝く 一輪の愛


  ところが幸せはつかの間でした。

    
  そのうち儚くどこかへ行ってしまいそうな夕顔が心配で、
 
  光源氏は自分の本邸へ連れて行こうかとも考えていた矢先、

  彼女は生霊(光源氏の恋人、六条の御息所)に襲われそれはあっけなく

  命を落としてしまいました。



  昼顔 椿3
    


  この夕顔は源氏物語に数々登場する女性の中でも強く印象に残っています。

  彼女は運命を自ら切り開いていく強さがあるわけでもないのに。

  


  彼女の幼い姫は後に玉鬘(たまかずら)としてまた物語に花を添えます。



  昼顔 椿4



  まぁそんな物語を思い出させるような風情を持ち、

  あっという間に姿を消したうちの近所の昼顔の花でした・・・うぅ。



  扇、自宅にあったものをちょこっと作り変えました。

  もとの紙をはがして
  昼顔 扇1


  シンプルに白い千代紙に蝶をつけました
  昼顔 扇2




  そして、おかげさまで当ブログのhit数が昨日22222となりました。
  おいでくださった皆様に心から感謝申し上げます。


  
  ちょっと数字がずれましたが記念に撮影いたしました。
  カウンター
  カウンターは一番下にあります・・・
  しばらくつけ方がわからず奇跡的につけられたらこの位置に



  今後ともどうぞよろしくお付き合いください。




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